精神科の訪問看護
統合失調症・うつ病など精神疾患のある方が、家庭や地域の中で治療を継続しながら、
安心して「その人らしい生活」を続けることができるよう、
定期的に訪問し、様々な相談、アドバイスなどを行い、自己決定を支援しています。
2020年9月より4名の看護師及び3名の作業療法士(OT)が精神科訪問看護を行うことが可能です。
現在、新規のお問い合わせは市役所や地域包括等の公的な機関からの依頼のみ対応しております。
- 信頼関係の構築
→傾聴、利用者のペースを尊重 - 日常生活の支援
→精神・身体症状の観察、服薬の支援、生活リズムの構築支援、家族への支援 - 家事能力、社会技能等の獲得
→買い物など家事動作、屋外活動訓練 - 対人関係の改善(家族を含む)
→利用者に合わせた支援、社会技能訓練 - 社会資源の活用の支援
→役所の手続き等の支援、復学・復職支援
精神科の訪問リハビリ
精神疾患のある方を対象に、作業療法士(OT)によるリハビリテーションが可能です。
お身体の状態や、日常生活で困っていることを把握し、その人に合わせてリハビリテーションを行っております。
また身体障害の既往歴がある場合にも、リラクゼーションや適度な運動など身体機能訓練を実施し、安心して生活が送れるよう支援しております。
2020年9月より3名の作業療法士が精神科訪問リハビリを実施可能です。
オムソーリの精神科の訪問看護・リハビリの内容
看護師、作業療法士が連携し、利用者様の再発予防、生活支援を行っています。
また身体障害の既往歴がある場合にも、リラクゼーションや身体機能訓練を実施し、安心して生活が送れるよう支援しております。
事例:統合失調症Aさん
本人の希望に沿って、買い物や全身のトレーニングを実施。その中で1週間の出来事や、困ったことを聴取し、問題に直面したときの対応・対処の仕方を振り返りしています。
また仕事などの社会参加に向けて、他者との関わり、時間や金銭面などの自己管理が行えているのかを評価します。
今後の方向性に向け、前向きに物事が進むようアドバイスなどをしていき、心身面へのリハビリを実施しています。